特開2006-318188

【発明の名称】山岳登山者支援システム

【課題】加速度センサを用いて山岳登山者の異常事態を迅速に判断することにある。

【解決手段】本発明の一態様は、山岳登山者である被検体4が装着するもので、それぞれが第1及び第2の加速度センサ251a,251bを有する第1及び第2のセンサユニット2a,2bと、当該第1及び第2の加速度センサ251a,251bにより計測された第1の加速度データと第2の加速度データとの関係より上記被検体4の姿勢を判定するもので、上記第1及び第2の加速度データが所定範囲内にあるか否かにより上記被検体に異常が発生しているか否かを判定するセンサデータ収集処理部15を有するセンタ装置1とを具備することを特徴とする山岳登山者支援システムである。

特開2006-26245

【発明の名称】登山用ザック

【課題】 3次元形状の背当てを有するザックでは、重量物を搭載しても形状が維持されるように、フレームを背当て部に配置するので、軽量化ができず使用者に疲労感を与える。また、フレームは背当ての形状が一義的に規定されるので、個人差の大きい使用者の肩甲骨回りの形状に合わず、フィット感が損なわれるという課題を有していた。

【解決手段】 背当て本体部の接合部と肩当て部の接合部を各々曲線で構成して、背当て本体部の接合部の曲率を、肩当て部の接合部の曲率よりも大きくすることで3次元形状を形成する。接合部は連続したラウンドで形成し、少なくとも上部、中央部、下部の3つの領域に分割して、各々の部分で背当て本体部と肩当て部の曲率に差を持たせることで、背当てに任意の3次元形状を持たせる。