【発明の名称】登山用ザック
【課題】 3次元形状の背当てを有するザックでは、重量物を搭載しても形状が維持されるように、フレームを背当て部に配置するので、軽量化ができず使用者に疲労感を与える。また、フレームは背当ての形状が一義的に規定されるので、個人差の大きい使用者の肩甲骨回りの形状に合わず、フィット感が損なわれるという課題を有していた。
【解決手段】 背当て本体部の接合部と肩当て部の接合部を各々曲線で構成して、背当て本体部の接合部の曲率を、肩当て部の接合部の曲率よりも大きくすることで3次元形状を形成する。接合部は連続したラウンドで形成し、少なくとも上部、中央部、下部の3つの領域に分割して、各々の部分で背当て本体部と肩当て部の曲率に差を持たせることで、背当てに任意の3次元形状を持たせる。